2004/8/22(Sun)
釧路で食い倒れ〜飲み倒れ
 
ましゅまろ(弟子屈)〜釧路

 今日こそは弟子屈を脱出だぁ!そして北海道を食うぞっ!って言うんで今日はさんまで有名な釧路へと向かいます。天気は晴れ〜曇り〜雨〜曇り・・・ま、何百キロも走るんですから雨は仕方ないんです。


 今日は更に朝早かった。5時30分。朝靄の中ブラックバードが一台、朝のツーリングに出かけていった。オイラも一瞬「行こうかなぁ」とも思ったが面倒臭くなって・・・寝た。


 で、7時起床。いつもの通り朝ご飯を頂き9時過ぎに出発。今日は荷物も積んで2台で出撃。天気はやや曇り、モンスターは絶好調だった。ま、調子悪くなったらプラグ交換だ!レンチも買ったし・・・

 昨日、雨に祟られた藻琴峠を越えて展望台にさしかかった頃、やはり来た。「雨」。今日は大丈夫だろうとタカをくくってカッパも着ずに出撃したが、敢えなく撃沈。早速カッパ星人の出来上がりです(笑)
 降ったり止んだりの雨の中、D102からD995へ。R243、見幌峠を目指します。で、何とか無事に道の駅ぐるっとパノラマ見幌峠へ到着です。

 天気はイマイチでしたが見幌峠から見る屈斜路湖はなかなかの絶景。しばらく自然の作り出した雄大なパノラマを楽しんでおりました。

 30分ほどしてそろそろ出発を・・・と準備をしていると声を掛けられた。

「ドコドコのキャンプ場に居た方ですか?」

ん?いや、ここで「ドコドコ」と書いたのには理由がある。ソコのキャンプ場には居なかったわけで、しかもオイラのキャンプデータベースには記憶されてないキャンプ場だったからだ。で

「いや、上士幌には居ましたけど、ソコには・・・」

すると、「あぁ、そうですか。いや、その知り合いが「茶色のX4」が居たよって言ってたものですから…」

いろいろ話を聞いてみると彼はどうやらX-4の全国的オーナーズクラブ「CLUB☆X4」の北海道支部、北見担当の武井さんでした。それで、話が出たらしいです。名刺交換を済ませ、東海支部の話や北海道支部の話で盛り上がり、楽しいひとときを過ごし、駐車場を後にした。うん、こんな出会いが多い。コレも北海道か・・・

 さて、見幌峠を後にR243を通り遅い車をビューンと抜いているとき…何かがお腹に当たった様な気がしたん?と思いタンクバックを見ると…開いていた(爆)そう、中から無線機が飛んでいったのだ。「おぉ〜」と思いUターン。慌てて戻って捜索。本体はすぐに見つかったが裏蓋が見つからない・・・んん〜諦めっ!電池を入れるとしっかり使える!ま、コレで良しっと。

 気を新たに再出発。しばらく走るとまた何か飛んでいったような・・・見ると・・・「また無線機が脱走した」またUターン。ん〜なぜかココには居たくないようです。そんな事で時間を費やし、さらに走り続けると今度は対向車が強烈パッシング!ん?と思い反射的にブレーキを掛けるとソコにはネズミ捕り・・・・(汗)

 メーターを見ると80km(汗)ですがお巡りさん、全然コッチ見てません。100メートルも過ぎると例のバスが…恐る恐る通りすぎる。「セーフ!ふぅ〜」いやぁ、無線機が落ちたのも何かの知らせだったのでしょうか・・・あのまま車を抜き、気持ちよく「ピューン」と走っていたら・・・ゾッとします。

 何となく気持ち的にペースも上がらず、ま、ゆっくり走ろう北海道ですね。そのまま弟子屈を後に釧路へ向かいます。

 弟子屈〜釧路はR391ルートとD53ルートがあるのですが、国道はネズミ出没率が高いと言うこともあり、D53へ。ま、道道も国道も本州ほどの差がないのでどっちでも良いのです。途中、雨に降られたり、急に太陽が出たりと相変わらず不安定な天気ですが、頑張って走ります。途中、鶴見台、釧路湿原展望台で休憩しつつ目的の釧路「和商市場」へ1時30分到着です。
 カッパを脱いで早速市場へ。新鮮な魚介類が豊富に揃っております。中でも和商名物は「勝手丼」。皆さんもテレビや雑誌でご覧になった事もあると思いますが市場でドンブリご飯を買い、あちこちでいろんな具を買い乗せてもらい、食べるドンブリです。

 一周見て回って、「ここだぁ」と目星をつけて置いた店に行き早速、注文です。ご飯(中)にボタン海老、うに、ホタテ、イクラ、イカ、エンガワ、おまけでタコを乗せてもらって1200円。雑誌の「乗せすぎると高いドンブリになるので注意!」とか書いてありましたが、これだけ乗せてこの値段。ま、「ウニダブル!」とか言わなければソコソコの値段で新鮮な海鮮丼が楽しめます。で、早速「いただきま〜っす」。

 で、お味は・・・「ん〜んまぁ〜い!」あっという間に平らげてしまいました。丁度この日は甲子園決勝の日。北海道代表の「駒大苫小牧」が決勝進出とあって、市場のテレビには多くの客がかじり付き、オイラも今は北海道の人。何となく応援してしまいます。

 美味しいドンブリを食べてブラブラしていると「あれぇ〜」と声を掛けられ、ふと見ると「ましゅまろ」で一緒だったZRXさん。「おぉーまた逢えた〜」ドンブリ話で盛り上がりしばし雑談。何か、旅してるなぁって感じますね。北海道ならでは・・・ですね。

 さて、よっしーのお腹の調子が朝から悪いってんで釧路のデパートで薬を買い、おっとココでも甲子園の中継してましたね・・・館内放送で(笑)で、今夜の宿を決める。釧路はあまり宿が無いんですよね・・・で、とほ(とほ宿紹介の情報誌)を見ているとありました、「休坂」。紹介コメントが面白かったので決定!で、すんなり予約完了。取りあえず宿へ向かいます。

プロのカメラマンに撮っていただきました。
 オーナーさんの丁寧な道案内のお陰で迷うこともなく(厳密には1回のUターン)で到着、チェックイン(ってほど大層なものではありませんが)を済ませる。

 ココは昼は「黒魔術」と言う名のカレー屋になっており、と言っても民家を改造して店にしているわけで、キッチンみたいな場所で小さなテレビがあったりして、やはりソコでは甲子園の中継真っ最中な訳で、思わず見てしまい、アナウンサーの「遂に逆転!」のアナウンスに大いに盛り上がりつつ、マッタリとコーヒーなど頂いて・・・
 おっと、まだ時間が早いので観光を、と思いオーナーにいろいろ情報を教えてもらう。特製「酔いどれマップ」を頂き、「細岡展望台」へ行くことに。、どうやら宿の前の道をひたすらまっすぐ行くとR391へ出られるらしく、夕日が絶景だそうです。

 あと、釧路と言えば炉端焼き。市内を流れる釧路川の岸壁に名物炉端があるそうなので後で行ってみることに。とりあえず荷物とモンスターを預け、タンデムで細岡展望台を目指す。

 細岡展望台へはR391からやや細い道を走る。ここが何となくに印象深い道で、湿原を通る釧路本線や「達古武沼」があったりと、何となく懐かしさを感じる道。そんな道を15分ほど走ると細岡の駐車場へ到着した。そして展望台へ。展望台からは釧路湿原が見渡せ、遠くには十勝の山々、阿寒富士や雄阿寒岳、雌阿寒岳などが眺められます。もちろん手前には壮大な釧路湿原が見えます。時刻は4時過ぎ、日没まであと2時間。地元のプロカメラマン場が大きな望遠レンズを抱えて集まってきます。それ程素敵な夕日なのです。

 何もせずにただボーっと湿原を眺めながら、会話と言えば「凄い景色だねぇ〜来て良かったねぇ〜」そんなある意味、贅沢な時間を過ごし、段々日が傾き始めていた。近くのカメラマンが「ん〜今日は焼けそうもないなぁ」と話していた。どうやら雲の状態が良くないらしく壮大な夕焼けはお預けらしい。あと30分もすれば夕日の時間だ、オイラはよっしーと相談して細岡を後にした。(夕日が見られず、残念!でもコレばっかりはねェ…)


ここが名物ろばた「岸壁ろばた」
 細岡を後に釧路市内へ戻った。取りあえず、その名物炉端の店を探した。そこは呆れるほど大きく、すぐに見つかった。

 店員さんに案内されて炉を確保。システム的には全てチケット制で自分で好きなものを店(市場みたいに魚が並んでる)で買い、自分で焼いて食べるのだ。早速チケットを購入。ビール、ほっけ、蟹、海老、など買い焼く。どれも新鮮で「ん〜んまぁ〜い!」思わずビールがぶ飲みでした(汗)

へへっ美味しそうな魚介たち・・・

美味さは顔に出てますな・・・

 さて何処のとほ宿でも定例なのがいわゆる「カンパ制の飲み会」です。休坂も8時頃から開催されると言うので一旦戻ります。この日はオーナーが漬け込んだコーヒー焼酎がお供です。コレがまた「ん〜んまぁ〜い!」仕事の話や北海道での生活の話、オイラは将来こうした宿、店がやりたい夢などいろいろ話しさせてもらいました。酒のペースも段々上がり、気づくとオーナーと二人で1リットルほど飲んでしまいました。うーん、飲み過ぎ。10時頃から更に多摩ナンバーの方も合流。12時には撃沈でした。ふぅー楽しかった。



Today's Touring Data ツーリングデータ
本日の費用 Total 14801円
食費
和商市場 2400
岸壁ろばた 3500
コンビニ 100

ガソリン代
弟子屈 GS 10.4 1201

宿
休坂 6000

その他の費用
1600
本日の走行距離 248km/1313km


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