2004/9/1(Wed)
いよいよ道内最終日!
 
小樽〜ルスツ〜洞爺湖〜室蘭〜地球岬〜登別〜苫小牧フェリー

 遂に最後の日が来てしまいました。天気は快晴!時間を気にしながら、命一杯遊びます(爆)最後の悪あがき・・・ご覧下さい。


 朝7時起床。今日は快晴です。ホテルを8時に出発。例のフルーツ街道&R5で倶知安へ。昨日の帰りのルートを走り、羊蹄山を見ながらR230で留寿都へ。羊蹄山は天気も良く最高の眺めでした。

 留寿都を過ぎ、洞爺湖へ向かう。途中ホクレンで給油。黄色いハタがまだゲットできてなかったので何としてもゲットしたいところ。で、聞いてみると「ありますよ〜」これで全色制覇です。やった〜

 洞爺湖の湖畔を通るD578へ出て途中「浮見堂」へ。天気も良いのでバイクを降りてしばし気分転換です。湖ではウインドサーフィンやってます。気持ちよさそうですね〜この自然を見られるのも今日で最後かと思うと残念です。

被害にあった車、

昭和新山、畑がいきなり盛り上がったそうな…
 さて、洞爺湖と言えば2000年の有珠山大噴火で温泉街が大打撃を受けたことで有名ですが、ここ、洞爺湖はそれをバネに観光地化されております。火口付近を散策する木道も整備されて、時間があれば、と思ったのですがスケジュールの都合で却下。代わりに「火山科学館」へ行って参りました。

 駐車場にバイクを止め、科学館に向かうと何とも寂しい音楽が・・・いや厳密に言うと「トホホな雰囲気に流れる寂しい演歌」ッテな感じです。イマイチ躊躇しましたが、折角だからと中を覗くことに。入り口の展示で「ま、いいかな・・・」とも思ったのですが余りの客の少なさに何となくこのまま帰るのも気まずい雰囲気で、結局600円。中へ入ればソコソコ見応えのある資料。実際の噴火の様子もビデオで見られたり、噴火の際の地震のすごさも感じます。で、気づけば1時間ほど。いやあ、思ったよりもってなレベルですが、それなりに楽しめました。

地球岬にて、
 何となくお腹が空いてきて、この辺りで、とも思ったのですが辺りは観光客目当ての店ばかり。どうしても地球岬は行きたかったので先を急ぐことに。

 D578からD703、伊達を通りR37へ。一気に室蘭へ向かいます。ここ室蘭の地球岬は名前の通り地球が丸く見える岬として有名で、さらにツーリングGoGo0円マップによるとD919がオススメルート、との事。室蘭で白鳥大橋を渡り、地球岬へと向かいます。
 案内に従って、ビックリするような細く急な道を登と地球岬へ到着です。ソコは噂の通り地球がドーンと丸く見える絶景スポットでした。これまた証拠写真(笑)を撮り食事出来そうな店を探しますが・・・ん〜イマイチ・・・諦めてD919へ向かいます。

 D919はこれまた半島をクネクネと縫うように走る細い道で、ブラインドコーナーも多く対向車に何度もヒヤリとします。さらに分岐も多く、あれ?どっち?と思うこと数回。すると突然景色が開けて目の前に鷲別の海がドーンと見えてきました。見晴らしの良い駐車場にバイクを止め、思わずカメラ・・・そう、「トカリショ岬」です。ココの景色は凄いですね・・・なんでココがあんなに寂れてるんだろうと思います。オイラだったら絶対オススメしますけど、ま、道が狭いからバスとか来られませんけど・・・

トカリショ岬からの絶景。P少ないのが残念!

らーめん「いさな」のネギ味噌とカレー
 絶景を楽しんで、出発。何とか無事にD919を制覇。R36戻ってきました。さすがにお腹が空いてきて信号待ちでミーティング「どっか良さそうな店があったら入るから〜」と。で、R36沿いにありました。「らーめん いさな」です。昼過ぎでもかなりの車が止まっており、期待度かなり高いです。鷲別の海を雄大に見渡せる気持ちの良い店内へ入るとソコは若いカップルがデートで利用する海の見えるレストラン・・・な雰囲気です。ですが、ラーメン屋なんですけどね。オススメを聞くと「ネギ味噌ラーメン」と「味噌カレーラーメン」との事。ネギ味噌はま、良しとしてカレーってのは如何なものかと思い、でも海産物ばかりで俗っぽいものをしばらく食べてなかったのでコレもアリかな?と。で、注文です。

 ラーメンが届く間、旅の思い出に浸りつつ、長いようで短かった旅を思い返す。あぁ、あと数時間で北海道を離れるんだ。寂しい・・・オイラは残りの時間をかみしめつつ、やってきた味噌カレーラーメンを頂いた・・・「ん〜んまぁ〜い!」ビックリです!マジ美味しい。ちなみによっしーのネギ味噌ラーメンはネギ1に対し麺1、ッテな感じででも美味しいです。こりゃ大当たり!最後の昼ご飯で思わず最高のラーメン。良かったです。ありがとう「いさな」ちなみに「いさな」とは鯨の事・・・だと思いますが、違ってたらごめんなさい。

地獄谷はそれなり・・・ッテ感じかな?

大湯沼は、でかいです
 さて、ラーメンの余韻に浸りつつ、最後の観光へGOです。時刻は3時前。5時半には苫小牧のフェリー乗り場へ集合ですからあと2時間少々。急いでR36を、登別へ向かいます。ココ登別は絶対行きたかったトコの一つで、「地獄谷」ってのがあります。硫黄の吹き出す絶景ポイントです。R36からD2へ。登別東インターを過ぎ、温泉街へと向かいます。

 駐車場のおじさんに聞くと「地獄谷より置くの大湯沼が良い」との事。ってな訳で大湯沼へ。普段なら感動するんでしょうが、ニセコの大湯沼があまりにもインパクトが強かったので正直「ふーん」でした。さらに駐車場の手前でUターンしたらおじさん怒ったように見てましたから、そう、バイクは100円なのです。時間がないから素通り何ですよ〜許してくれよ〜ってな感じです。そして地獄谷。ココの駐車場のおっちゃんは理解がありまして、「あまり時間がないんですよ〜」というと「じゃココ止めて。早く行って来い!オイラがバイク見てやるから・・・」と。ありがとうおっちゃん!

 地獄谷はさすがに絶景でしたね。でも何だか迫力が・・・と思ったら川湯の硫黄山の方がスケールでかいんですね。うん、残念。ですがどちらも良いトコです。登別。でも、ホントは温泉入りたかった〜今度はいつ来られるんだぁ〜残念!

フェリーのディナーバイキング
 こうして登別も無事ゲット、あとは苫小牧へ帰るだけです。時刻は3時半高速を使えば余裕です。登別東インターから苫小牧西インターへ。雄大な景色をDNAに刻み込みながらのんびり走ります。そして苫小牧西インターに到着。R36へ向かう途中最後のホクレン給油。で、ソコのスタンドの最後の1本の黄色1本ゲット。何とか黄色は3本ゲットです。途中COOPで買い出し、フェリー用に酒、ラーメン、お菓子など。フェリーの準備も万端。フェリー乗り場へと向かいます。

 苫小牧フェリー乗り場は「苫小牧東」と違ってわりと栄えてます。無事フェリー乗り場へ到着。チケットをゲットししばらく待ちます。

 そして乗船、いよいよ北海道ともお別れです。帰りの時間の都合で帰りは名古屋港行きの太平洋フェリーに決めたのですがコレがまた、荷物も下ろさずにバイクを留める荒技で、オドロキでした。だってハンドルロックもせずに、ハンドルだけで固定するのです。ん〜大丈夫なのか?

 ま、プロに任せましょう(爆)取りあえず船内に。そしてお決まりの船内探検。デッキには例によってウミネコがいます。持っていたお菓子を投げると寄ってくる、寄ってくる・・・余りの楽しさに・・・駄目ですよぉ〜。

ラウンジショーです。

 そして午後7時、定刻通り出航。サヨナラ北海道!また来るぜぇ〜北海道〜!!!

 さて、腹は正直でして、何となく小腹が空いたかな?と。ビールを片手にうろうろ・・・で、よっしーが「どうしてもっ」て言うんでフェリーのバイキングへ。ビールを飲みながら北海道の余韻に浸ります。持ってきたラムを飲もうと思い、一応スタッフに持ち込みは?と尋ねると「船内かターミナルで購入されたものに限りOK」だとさ・・・でも飲みたい!ってんで一旦、部屋へ戻り酒を袋に入れてレストランへ。幸いスタッフから遠い席だったのでぐびっっと。「ん〜んまぁ〜い!」やっぱ船の旅は「ラム酒」に限りますなぁ。

 おなかも満足、どうやら8時30分からラウンジでショーがあるというので、見に行くことに。すでにショーは始まっており、ステージ脇のテーブルを陣取る。しかし、ステージから見て、ラム酒をラッパ飲みするオイラの姿って、どんな風に見えたんでしょう。考えると笑えます。ステージではいわゆるベンチャーズなど、昔懐かしい曲が演奏されており、ステージ前に陣取った大昔の若者たちは手を叩いて喜んでました。うん、ご立派。

 さて、ショーも終わり、風呂へ。今日は出会いが無いなぁと思いつつ、ま、明日があるか・・・と。余りの眠さに、寝てしまいました・・・おやすみ北海道・・・



Today's Touring Data ツーリングデータ
本日の費用 Total 64169円
食費
コンビニ 502
ラーメン いさな 1690
フェリーバイキング+酒 4150
カップ麺、酒など 2855

ガソリン代
小樽 ホクレン 11.13 1324
とうや ホクレン 5.2 605
苫小牧 ホクレン 8.84 993
高速苫小牧西 850

宿
太平洋フェリー 50000

その他の費用
有珠山 火山科学館 600×2 1200
本日の走行距離 288km/3889km


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