2004/8/27(Fri)
礼文のウニを食べるぞっ
 
稚内〜礼文島〜利尻島〜稚内〜兜沼キャンプ場

 今日は、よっしーのオヤジさんに「絶対行ってこい」と言われていた礼文へフェリーで渡ります。天気は快晴!絶好の島日和となりました。さて、ウニのお味はいかに・・・それは読んでいただければ解ります。へへへぇ〜


 朝6時起床。今日は礼文島へ渡るためやや早起きだ。急いで準備し6時30分発。7時にはフェリー乗り場へ到着した。バイクは乗り場の近くの駐車場に預けてメットを持って乗船手続き。そう、バイクをフェリーで運ぶと1台あたり4620円もかかってしまうため、礼文でレンタルバイクを借りる予定だ。

 チケットを買ってコーヒーでも・・・と思っていたら乗船案内のアナウンスが流れた。多くのバスツアーのゲストに紛れてフェリーへ。どうやらツアーのゲストと一般のゲストは部屋が割り振りされているらしく場所取りもラクラク・・・船は予定通り7時30分出航した。約2時間の船旅だ。まずは船内をウロウロ。売店の開くのを見計らってパンとコーヒーを買い、軽く朝食。天気は快晴だ。しばらくすると利尻富士が見えてきた。海の上にぽっかり浮かぶ見事な勇姿は本物の富士山に負けていない。素晴らしい景色だ。乗船客の何人かがウミネコに餌をやっている。ウミネコは餌をもらえることが解っているらしく、一生懸命飛んでくる。何だかかわいいヤツ・・・


レンタルバイクのお兄さんと
 約2時間の船旅もあっという間に終わり9時30分、礼文へ到着。まずはレンタルバイクを借りる。フェリーターミナルの案内所でレンタルバイクの場所を聞き、早速レンタル。今日のお供は「スペーシー125」だ。これならタンデム出来る。レンタルバイクのお兄さんにウニの美味しい店を聞き、観光ポイントを聞く。まずは礼文の最北端「スコトン岬」へと向かった。
 礼文の道はまずまず整備されていて走りやすい。小さな漁村をいくつも抜け、さらに観光バスを抜き、スコトン岬へ到着。さすがにココまで来ると海も綺麗だ。日本とは思えない思わず息を飲む。もちろん写真を撮りまくり、記念にと土産物屋を物色。残念ながら証明書は無く(笑)何も買わなかったですが・・・

 さて、次は「ゴロタ浜」D507を戻り、小高い丘を上がり鉄府漁港から浜へ向かう。ゴロタ岬へは徒歩でかなり歩くようなので浜で我慢。まるで南の島のような澄んだ海と複雑に入り組んだ海岸のコントラストが美しい。コレで花のシーズンだったら、チョット残念だった。


スコトン岬からの絶景です

澄海岬(スカイ岬)はまるで石垣島のようです。

利尻富士をバックに・・・逆光が残念ですが・・・

 そろそろお腹が空いてきたなぁと、レンタルバイク屋の兄ちゃんに聞いた佐藤売店へ向かうことにした。途中道に迷い(迷うほどの道は無いんですが、よく解らない地名が多くて、コッチだろ、と思ったら違ってたりして…)金田ノ岬を廻り、そう、ココには漁協の食堂があり観光バスが良く来るらしいです。ちなみに値段も観光客レベル。高いらしいですよ〜。で、一旦、香深港へ戻り元地漁港方面へ向かうはずが気づいたら最南端。あら、また間違えた・・・で、また香深に戻って元地漁港へ。やっと佐藤売店を発見しました。


ウニ丼、ウニホタテ丼、ウニ汁、トド焼き

トドに食われるオイラ(汗)

 さて、ウニ丼、ウニホタテ丼、トドの串焼き等を注文。どうしてもビールが飲みたくて一口。そして登場です。「ウニ様」一口食べて「ん〜んまぁ〜い!」ってか〜今まで食べてたウニは何?あの木箱に入った黄色いムニュムニュした物体は・・・本場で食べてこれほど味に違いがあるとは、ある意味、ウニ様の事、誤解してました。何だか生臭くって、一口食べたらもう要らない、そんなウニしか食べたこと無かったのです。今回の旅行で何が美味しかった?と言われたらNo1にここのウニ!と言いたい。礼文万歳!ウニ様万歳!!です。

 時刻は1時を廻り、あれ?フェリーの時間は?と思ったら何となく間に合わない雰囲気。んじゃ観光しようと猫岩、桃岩を見て廻ってフェリーへ戻る。バイクを返してさてどうしよう・・・次のフェリーは午後4時20分。まだ3時間以上ある。どうしようか悩んでいると利尻行きのフェリーが午後1時45分があった。じゃ利尻から稚内は?と思って調べてみると午後4時発がある。ってことはこの三時間で利尻へ渡って観光して4時のフェリーで稚内へ戻れば時間的には同じである。そうと決まったらさっそく乗船券購入。しばらくして乗船。香深港名物、「桃岩荘ユースホステル」の盛大な見送りに見送られ、香深を後にした。

 礼文から利尻まではフェリーで40分。2時25分着予定。利尻から稚内のフェリーは4時発。って事は実際利尻で遊んでいられるのはマックス1時間30分。レンタルバイクは1時間だろう。オイラは利尻の観光スポットを調べていた。で、コレだ!と決まった「オタドマリ沼」だ。ここは朝の風のない時間には雄大な利尻富士が沼の湖面に逆さに映し出され、神秘的な景色で知られる有名な場所だ。距離を測ると約20km。往復40kmならい1時間でぎりぎり行って来られる。そう思うと俄然やる気が出てきた。

利尻でのパートナー「カブ90」と
 フェリーを降りて観光案内所で一応確認してみる。「オタドマリまでレンタルバイクで行って1時間って無理ですか?」「まぁ、20km位ですから行って帰ってくるのは出来ると思いますけど」決まった。レンタルバイクで次なる相棒「世界のカブ!90cc」をレンタルしてタンデムで出撃した。時間がないので結構急いだ。おりゃぁあ〜とコーナーを曲がるとタイヤがウニュッっとした。へ?カブってこんな感じなの?と思ったが実際コーナーの度にプヨプヨを踏んでいる感触だった。
 そう、完全に空気が少ないのだ。で、思ったようにペースも上がらず、でも時間が無い!直線は全開、コーナーはプヨプヨを一つずつ潰して走った。で、予定より5分早く、到着。バイクを止め、雄大な景色に感動。写真。タバコを1本吸って・・・・出撃だぁ。

 オイラは帰りに「姫沼」へ密かに寄ろうと思っていた。だが思ったようにペースも上がらず、結局寄れなかった。変わりに「長寿の泉」と言うのを発見。コレでオイラも金さん銀さん級の長寿を手に入れました。

 きっちり一時間、でレンタルバイクを返しフェリー乗り場へ。慌ただしい利尻観光も何とか無事に終了。考えて見れば礼文の1時5分のフェリーに乗り遅れたのがきっかけで利尻に来たんだけど、これ、ハッキリ言って正解でした。ま、慌てず、5時30分の最終便に乗ればもうしばらく観光できるしね・・・ましてや泊まればのんびり・・・ですが。

水、美味しかったですよ〜

 予定通り稚内には5時40分着。フェリーを下りてバイクを取りに。駐車料金500円は安いです。屋内駐車ですし、普段はシャッター降りてますから、安心。で、今夜の宿を決める。今日はよっしーはほとんど運転してないので元気。キャンプ場のお許しが出た。ただし、寒いのはイヤなのでバンガローで・・・の条件付きですが。稚内森林公園キャンプ場も考えたのですが、バンガローが無く稚内から30km位の所にある「兜沼キャンプ場」に決める。
 ここ、兜沼キャンプ場はバンガロー1棟1500円。早速電話して空きを確認して予約。晩ご飯を例の「西條デパート」へ買い出しに。ケンタッキーも凄く惹かれたのですが結局、焼き肉セット1200円ゲット。ラム、カルビ、ロース、豚トロが入ってオトク!更にエリンギ、酒などを買い込み出発。
 暗い道でしかも国道を外れると更に真っ暗。しばし不安になりながら何とかキャンプ場へ到着。管理棟はとても清潔で感動したのはトイレ。土足厳禁なのです。だから凄く綺麗。炊事場もしっかりしていて全面芝生。もう少し時間が早ければ利尻の夕焼けが見える最高のロケーションです。バンガローは電気こそ無い物のしっかりとした作りで中には「サザエさん」の家のようなバンガローもあったりして、何だか楽しいです。ライダーはバンガローに2名、チャリがテント、ゲストは少ないようです。今日も出会いは無理か・・・荷物を急いでバラし、晩ご飯の準備。バーナー&焼き網で毎度のバーベキュー。いやぁ、久々のお肉様。コレも美味しかったぁ。夜10時頃まで飲み、寒くなってきたのでバンガローで・・・就寝。夜は寒かったですねぇ。オイラはあまり感じてませんでしたが・・・



Today's Touring Data ツーリングデータ
本日の費用 Total 24684円
食費
佐藤売店 ウニ丼など 3450
買い出し 西條デパート 2814

ガソリン代

宿
兜沼キャンプ場 バンガロー 1500

その他の費用
フェリー、レンタルバイクなど 16920
本日の走行距離 189km(礼文59km、利尻40km、道内45km)/2541km


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