2004/8/28(Sat)
富良野に行くぞっ
 
兜沼KY〜天塩〜苫前〜幌加内〜士別〜旭川〜富良野RH

 さて、この日は一気に富良野まで行きます。ですが、よっしーは前日の夜の冷え込みで体調が悪く最悪のコンディション。薬を飲んで頑張って走ります。果たして富良野へはたどり着けるのか・・・?


 6時起床。朝は寒かったですね〜さすがに多分12度くらいだと思います。バンガローの室温と外の気温があまり変わらない気がします。あまりに寒かったのでオニオンスープを飲む。朝のオニオンスープは美味しいですね〜

 で、7時出発。今日は何としても富良野へ行きたい!と思っておりまして、頑張って走ります。R40から豊富町へ。途中「宮ノ台展望台」で感動的なサロベツ原野と利尻を望み、牛に乗って(笑)。D444でサロベツ原野を横断。あ、これ原野って何?と思ってましたらスゴイです。まさに原野。一面の野原に驚きました。原生花園もあったのですが先を急いでいたため素通り。もっとも花のシーズンは終わってますが・・・で、人気の「オロロンライン」へ。


兜沼の管理棟兼トイレ、綺麗です

宮ノ台にて、後ろに利尻が見えるんですが…
 ココは海には利尻富士を眺め、海岸線をひた走る快走路でライダーの憧れの道です。さすがに多くのライダーが支持するだけあって素晴らしい景色です。更にまっすぐな道。そして28基の風力発電が並ぶ壮大な景色につい、バイクを止め写真。すっげー景色です。

 しばらく走って最初の休憩ポイントは「道の駅 天塩」です。ここ、天塩はシジミで有名な場所でして、お土産にアッチとコッチにシジミを送り、コーヒーを飲んで休憩です。ルートの確認を済ませ、R232でさらに南へ。今度は「道の駅 富士見」で停まります。ココはソフトクリームが美味しいと聞いていたので、朝ご飯にソフトクリーム。ま、後で聞いたら「うどん」が美味しいらしいですが・・・何食っても美味いって事ですかねぇ。


ソフトクリーム、内地と全然味が違います
 R232をさらに南下。苫前まで来てコンビニ休憩。ここでよっしー絶不調。昨晩寒かったのが原因みたいなのですが寒さと吐き気でメロメロです。富良野まではあと200kmくらいか?ですが一向に出発出来そうもありません。

 予定としてはR239で幌加内、士別、旭川経由のルートを考えていたのですがこの先はワインディングも多く、不安が残る。薬を飲んでしばらくして、何となく体調が戻りつつ、このままココに居ても仕方ないので様子を見ながら出発します。
 取りあえずR239、高速ワインディング54kmへと向かいます。天気は快晴、気持ちの良いワインディングです。ミラー越しに写るよっしーはこれまた辛そうで、チョット気の毒。ですが頑張って走ります。何とか54kmのワインディングを走り終えて目的の「霧立亭」へ到着。その頃には調子も良くなりつつあるらしく「お腹が空いてきた〜」の一言も。オイラ?もちろん「腹減った〜」です。

天ざる。美味しかったっす。

X-4のフロント「北海道減り」です。
 この霧立亭ですが、ツーリングマップルに「人気の手打ち蕎麦のお店」と書いてありまして、凄く期待していたのですが建物はいたって普通。というか味気ない造り。入口には大きな手打ち場もあり、いい雰囲気ですがなにか味気ない。

 オイラは「天ざる」、よっしーは「蕎麦アレルギー」なので「カレー」を注文。(美味しい蕎麦が食べられないのって残念です)本当に美味しいのかなぁ・・・ま、蕎麦が美味しければそれで良いんです。で、なにげに雑誌の切り抜きを・・・

「旧郵便局を改装した人気の蕎麦屋」

あぁ、なるほど・・・よく見れば手打ち場は郵便カウンター。かつては書類やお金のやりとりのあっただろうカウンターも残っています。床にはコンセントの後があちこちに。「へぇ〜だから味気ない建物なんだぁ・・・」と思って店内をいろいろ見学してしまいました。

しばらく待って「天ざる様」、「カレー様」が来ました。で、頂きます〜「ん〜んまぁ〜い!」蕎麦は上品で香りも高くやや黒っぽい、丁寧に切ってある細打ち麺。天麩羅は軽くふわっと揚がりそれでいてサクッと。こりゃ美味い。大盛りにしておけば良かったかな?と後悔しつつあっという間に平らげます。そう、蕎麦は時間との勝負ですから。で、お代わりをしようか迷っているとよっしー

「もう食べられない。美味しいんだけど、これ以上食べると後が辛くなるから…」

そう、モンスターって振動も多いし大変なバイクなんです。調子も悪くなるのも解りますから。で、よっしーの残ったカレーを頂きます。ん?「ん〜んまぁ〜い!」何だか蕎麦屋のカレーってどう?とも思いますが玉ねぎの甘みがしっかり出てる、自然の甘みが感じられるまさに手作りカレーってな感じです。なんだか懐かしい味わい。昔のカレーですね。


マイルドセブンの丘

ファーム富田にて
 蕎麦+カレーでお腹も120%満足。しばらく休憩して出発です。R239を士別へ。士別剣淵インターから道央自動車道へ。旭川北で降ります。D37で旭川空港方面へ向かう途中コンビニ休憩。よっしーの体調は段々良くなっているらしい。で、宿を決める。宿が決まればソコまでは頑張れますから・・・で、上士幌のキャンプ場で知り合った知立の「谷さん」に聞いた「ログ由縁(ゆかり)」へ電話を入れる。個室オッケー!あと50kmくらいです。頑張ろう!

 旭川空港を過ぎ、R237へ戻る。美瑛の町を抜け、チョッと寄り道。「マイルドセブンの丘」や「パッチワークの丘」等を見て回る。この頃にはよっしーもかなり調子も良くなってきて「うわぁ〜凄い景色!」とか言いつつ感動していた。うん、自然の力はスゴイねぇ。人を元気にさせます。で、R237へまた戻り上富良野へ。ここではラベンダーで有名な「ファーム富田」へ行きます。バイクを止めてお花畑を見て回り、ソフトクリーム。友人にお土産なんか買ったりして、しっかり観光客です。

ハウスの中はかろうじてラベンダーが残ってます
 しばらく遊び、ファーム富田を後にログ由縁へ。地図が大まかな物しか無く「この辺り」ってトコまで来ているんですがなかなか見つからず、しばらく散策。

 北の国からのロケ地で知られる「北時計」なんかを見たりしつつ、何とか看板を発見。っつーかでかい看板立ってました(汗)で夕方5時過ぎ、無事到着です。

 チェックインを済ませ、部屋に案内されるとソコにはしっかりしたベッド。清潔そうなシーツ。コレで1000円は安いです。しかも、お風呂も完備、ランドリー完備(無料)。連泊組が多いのも解ります。

 荷物を整理し、取りあえず温泉&食事へ。富良野のホームセンター「ホーマック」で聞き込み調査。「どっか日帰り入浴ありませんか?」するとありました。「ハイランドふらの」。近いです。バイクで約15分。ついでに電池とカセットコンロのガスを買って出発です。

 途中、熊出没しましたの看板にビビリ、「ハイランドふらの」へ。ココは立派な温泉施設で宿泊もできるらしい。夏休み最後の土曜日ってこともあり子供連れで大にぎわい。温泉も結構良かったです。風呂も綺麗だし・・・
 さて、温泉から出て、思わず我慢できずにビール。「ん〜んまぁ〜い!」(失礼)食事の場所を決めます。富良野で行きたい飲食店「くまげら」「三日月らーめん」「バーチ」・・・ま、富良野は連泊の予定ですから近場で済ませようと由縁のオヤジさんに聞いた焼き肉屋「壽浅」へ。何でも焼き肉屋なのにラーメンも美味しいらしく、ラーメン食べたいし焼き肉も食べたい、こりゃ贅沢ですね。で、壽浅に向かう。
 おぉ〜、地元の客で満席だ。家族連れも多い。当たりか?取りあえず焼き肉テーブルに案内されて富良野牛上カルビとホルモン等を注文。もちろんビールもね・・・で登場です「富良野牛上カルビ様」「ホルモン様」そして「生ビール殿」(笑)で、早速頂きます〜で、「ん〜んまぁ〜い!」これは・・・マジ美味しいです。脂は甘く舌の上でとろけます。

 ホルモンは・・・ん?なんか様子がおかしいです。脂が一切無く薄っぺら。ん〜コレが富良野のホルモンなのでしょうか?オイラ的には脂が多くって口の中でブワァ〜って溶けるのが良かったんですが、まあ、一口「ん〜んまぁ〜い!」やられました。恐るべし富良野。ばんざーい!です。しばし焼き肉で盛り上がり、締めはラーメン。やっぱ味噌ですね。で、注文!来ました「味噌ラーメン様」。で、コレまた「ん〜んまぁ〜い!」ハッキリって大当たりです。幸せ〜

 腹一杯ご飯を食べてビール飲んで幸せ。宿へ帰ります。宿には談話室と言う名の厨房兼ダイニングがあり、テレビもあるので宿泊客が酒を飲みながらしゃべっています。オイラはその中に加わり、北海道ネタで盛り上がり、12時まで大酒宴会となったのでした。昨日買ったマイヤーズポケット結局1本飲んじゃいました。飲み過ぎ〜



Today's Touring Data ツーリングデータ
本日の費用 Total 24974円
食費
コーヒーなど 500
霧立亭 そば、カレー 2700
壽浅 焼き肉、ラーメン 5050

ガソリン代
初山 ホクレン 9.02 1069
旭川 ホクレン 8.61 976
高速 旭川北 950

宿
ログ由縁 2000

その他の費用
ソフトクリーム 200
土産 9967
ホームセンター 1602
本日の走行距離 338km/2879km


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